2013年04月27日

scp

ssh(Secure Shell) やsftp を利用してリモートホストにログインして、作業している人は少なくないとおもいます。

そんな人の為にscp というセキュアなリモートファイルコピーのコマンドを紹介します。

通常、Linux(Unix)のcp コマンドは
cp [コピー元ファイル名] [コピー先ファイル名/コピー先ディレクトリ]


という書式です。第一引数の[コピー元ファイル名]のファイルを第二引数の[コピー先ファイル名]にリネームして保存するか、[コピー先ディレクトリ]にコピー元と同名のファイル名で保存します。
コピー元ファイルは複数指定できます。

scpは、この書式がそのままあてはまります。
例えば、user というログインIDを持つ人がリモートのファイルをローカルPCにコピーするときは以下の書式になります。

scp user@example.com:[リモートホストのコピー元ファイルのパス] [ローカルPCのコピー先ファイル名/コピー先ディレクトリ]


反対に、ローカルPCからリモートホストにコピーする書式は以下の通りです。

scp [ローカルPCのコピー先ファイル名] user@example.com:[リモートホストのコピー元ファイルのパス/コピー先ディレクトリ]


ファイルやディレクトリの指定はcpコマンドと一緒ですが、リモートホスト側はログインユーザーのホームディレクトリが相対パスの基点になります。
例:

scp samplefile.txt user@example.com:remotesample.txt


この例はuserというログインIDのリモートホスト側のホームが/home/userだった場合、ローカルのeamplefile.txt というファイルが/home/user/remotesample.txt と言う名前でコピーされます。

このときユーザー認証の方法はssh/sftpと全く同じです。

また、

scp samplefile.txt user@example.com:tmp


ならば、ローカルのsamplefile.txt は /home/user/tmp ディレクトリの下に同名でコピーされます。
/home/user/tmpディレクトリが存在しない場合はエラーです。

まさに、標準コマンドの ssh と cp が融合した scp 。 気軽に使えるユーティリティですね。

タグ:SCP Linux ssh
posted by ayagu at 18:28| Comment(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

Dropbox インストール (PC編)

Dropbox」は PC や スマートフォン同士を、ネットラーク越にファイルの共有するためのサービスと、そのファイル共有サービスろ利用するアプリケーションのことです。

アプリケーションのインストール手順の説明の前に、ネットワーク共有ファイルの方式について、少し、説明します。

ネットワーク上のボリューム(例:ハードディスクディスク)に接続してファイルを共有する方式として、一般的に以下の2つの種類があります。


  • マウント型
    ネットワーク上のボリュームへPCから接続して、仮想的に表示するタイプです。(図1)
    mount_volume.png
     図1 マウント型ファイル共有

  • 同期型
    ネットワーク上のボリュームをPCのローカルディスクと同期させて、同じ状態を保持するタイプです。(図2)
    sync_volume.png
     図2 同期型ファイル共有



双方ともメリットとデメリットがあり、マウント型はローカルディスク上に領域が必要ないのに対して、同期型はローカルディスク側にファイルが完全にコピーできる分のディスク領域が必要です。
また、マウント型はネットワークが切れた場合、表示や操作ができなくなりますが、同期型ネットワークが切れていてもファイルの編集ができます。その場合ネットワークが再び接続された時に同期されます。

Dropbox のPC用アプリケーションは同期型です。(スマートフォンアプリは少し動作が違います)
したがって、ネットワークボリュームが2Gバイトあった場合、基本的にローカルディスクにも2Gバイト以上の空き領域が必要です。

Dropboxのインストール


それでは、Dropbox をPCにインストールする手順を確認しましょう。

1. ダウンロード


Dropbox サイトにアクセスし、「Dropbox をダウンロード」ボタンをクリックします。
自動的にOSの種類(Windows,Mac,Linux)を判断してダウンロードが開始されます。

以下Windowsへのインストールを例として説明します。

2. インストーラの実行


ダウンロードされるファイルは 「Dropbox (バージョン番号).exe」という名前のインストール実行形式です。

例: Dropbox 2.0.6.exe

インストールファイルをダブルクリックしてインストーラを起動します。ようこそ画面が表示されます(図3)
dropbox_welcome.png
図3 インストール(ようこそ画面)

[インストール]ボタンをクリックします。アカウントを所有しているかどうかの選択画面が表示されます。ここでは、アカウントを新規に作成する例を紹介します。[Dropboxアカウントを持っていません]を選択します。(図4)すでにアカウントを持っている場合は[Dropboxアカウントを既に持っています」を選択してください。
dropbox_account.png
図4 アカウント設定

[次へ]ボタンをクリックします。アカウント取得のための情報を入力する画面が表示されます。(図5)
dropbox_input_account_info.png
図5 アカウント取得情報入力

Dropbox アカウント作成用の情報を入力します。メールがログインIDとなります。情報を入力したら[次へ]ボタンをクリックします。Dropbox サービス上のディスク容量を選択する画面が表示されます。(図6)
dropbox_disk_space.png
図6 ディスク容量の選択

希望のディスク容量を選択します。2Gまでは無料です。選択後[次へ]ボタンで「設定の種類を選択」画面が表示されます。(図7)
dropbox_setup_options.png
図7 設定の種類を選択

[標準]を選択するとOSによって決められた既定位置に、[詳細]を選択した場合は任意の位置に同期フォルダーを作成します。ここでは標準を選択して[インストール]ボタンをクリックします。スマートフォン設定画面が表示されます。(図8)
dropbox_smartphone_setup.png
図8 スマートフォン設定
スマートフォンをお持ちの方は、電話番号(国番号+81が設定されているので、頭の0を抜いた番号からニュ力)を入力すると、SMSでスマートフォンアプリのダウンロードURLが転送されます。入力後、[次へ]ボタンをクリックします。ガイドツアー画面が表示されます。(図9)
dropbox_guide.png
図9 Dropbox ガイドツアー

Dropbox の操作ガイドを見たい場合は[次へ]ボタンで合計5枚ほどのガイドツアーを見る事ができます。ここでは[ガイドツアーをスキップ]をクリックします。セットアップ完了画面がでます。(図10)
dropbox_setupdone.png
図10 セットアップ完了画面

[今すぐDropboxフォルダを開く]にチェックを入れれるとエクスプローラーにDropboxフォルダーが表示されます。



タグ:アプリ Dropbox
posted by ayagu at 20:20| Comment(0) | アプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月21日

yum リポジトリの追加

yum 名前の由来で RedHat系 Linux標準のインストーラー yum の説明をしました。

yum はリポジトリというインストール用のデータベースを持っています。しかし、デフォルトで入っているリポジトリでは、パッケージが古くて使えない場合があります。

例えばPHPなんかはデフォルトのリポジトリよりは新しいものが出回っている場合が多いです。

そんな場合ネットワーク上のリポジトリを探してきて追加することが可能です。
ここではその手順を説明します。

1. リポジトリのダウンロード


 有名どころのリポイトリを3つ紹介します。インストール対象のアプリケーションによって検索してみてください。
 i. Fedra EPEL: http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/

ii. remi: http://rpms.famillecollet.com/enterprise/

iii. RPMForge : http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/

 上記URLを参照して、目的のリポジトリの最新版をダウンロードします。
 例:
 
$ wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm    


2. ダウンロードしたリポジトリの追加


 
$ sudo rpm -ivh <ダウンロードしたrpm ファイル>

 例:
 
$ sudo rpm -ivh remi-release-6.rpm


3. それぞれのリポジトリを使う


 それぞれのリポジトリを yumで使う場合は以下のオプションを yum コマンドに指定します
 i. Fedra EPEL: --enablerepo=epel install
 ii. remi: --enablerepo=remi install
iii. RPMForge:--enablerepo= rpmforge install

以下は remi を指定してphpのバージョンを表示して、インストールする例です。
 
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo yum --enablerepo=remi info php
Loaded plugins: priorities, security, update-motd, upgrade-helper
446 packages excluded due to repository priority protections
Available Packages
Name : php
Arch : x86_64
Version : 5.3.23
Release : 1.33.amzn1
Size : 2.7 M
.
.
.
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$ sudo yum --enablerepo=remi install php
Loaded plugins: priorities, security, update-motd, upgrade-helper
amzn-main | 2.1 kB 00:00
amzn-updates | 2.3 kB 00:00
446 packages excluded due to repository priority protections
Setting up Install Process
.
.
.
Installed size: 20 M
Is this ok [y/N]: y
.
.
.

Complete!
[ec2-user@ip-xxx-xxx-xxx-xxx ~]$

タグ:Linux yum
posted by ayagu at 19:34| Comment(1) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。